理事長ご挨拶
理事長からのメッセージ
私どもは2015年6月、一般財団法人三浦財団を設立致しました。 なお当法人は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成18年法律第50号)第100条の規定に基づき、奨学金給付事業を公益目的事業とする公益財団法人として、内閣総理大臣より平成28年(2016年)2月12日付けで認定を受けました。公益財団法人化に際し、関係各位のご理解・ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げますとともに、今後とも当法人の活動に一層の御理解と御支援を戴けますよう、心よりお願い申し上げます。 |
公益財団法人 三浦財団 理事長 三浦 建彦 |
「奨学金制度の概要」に記載しました指定高校の中から、各高校1~3名の方をご推薦頂きまして、当財団での書類選考・面接により、奨学生10~11名程度を選考させて頂くこととなります。2024年4月時点で累計95名を採用致しております。
つきましては、同じく記載しております募集対象大学へ進学予定の学生(専攻は問いません)のうち、自己の将来像を明確に抱き、知力・気力・向上力を有し、創意工夫に優れ、かつ経済的な支援を必要とする候補者をご推薦賜ります。
当財団の奨学金により、これら学生の経済的な負担を少しでも和らげ、学業と研究に専念しやすくすることで、社会に有用な人材が一人でも多く輩出されることを願っております。
財団紹介
設立趣旨(目的)
当財団は青森県八戸市を拠点とする株式会社ユニバースの設立者であります三浦紘一が、青森県および岩手県の出身者から、将来の国家、社会の発展を担う人物が育成されることを願い設立致しました。
教育の機会を広げ、奨学生への支援を通じて、人材育成に寄与すべく青森県・岩手県での社会貢献としての事業を目指します。
なお奨学金受給者の皆さんの進路等については、一切制限致しません。
国内外に有用な人材の育成を目的としております。
財団の概要
理事長 (代表理事)
三浦 建彦
株式会社ユニバース代表取締役社長・株式会社アークス取締役執行役員
事業内容
- 奨学金の給付 (一部貸与型も含む)
- 大学等の研究機関に対する助成金の交付
- その他、目的を達成するための必要な事業
所在地
〒039-1185
青森県八戸市大字長苗代字前田83-1 (株式会社ユニバース本部内)
ユニバースの概要
1967年10月 三浦紘一が設立。
地域に密着した食品中心のスーパーマーケットとしてチェーン展開を図る。
2008年東京証券取引所市場第一部に上場。2011年株式会社アークスと株式交換により経営統合しアークスグループへ加入する。株式会社ユニバースは青森県八戸市を拠点に北東北を中心に店舗展開し、堅実な経営を背景に、直近の新店は2023年9月、青森県八戸市にパワーズUシンフォニープラザ店、同年12月、同市に城下店を開店した。店舗数合計は59店となり年間売上高は1,406億円<収益認識適用後の数値>(24年2月度)。なおアークスグループは店舗数377店、年間売上高5,915億円(24年2月度)である。
公益財団法人 三浦財団 名簿
理事・監事(理事4名・監事2名)
理事長 (代表理事) |
三浦 建彦 |
株式会社ユニバース 代表取締役社長 株式会社アークス 取締役執行役員 |
理事 |
類家 德昌 |
株式会社類家大学堂薬局 取締役会長 元青森県教育委員会 教育委員長 |
中村 郁子 |
元八戸市立是川東小学校 校長 |
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山下 峯弘 |
元株式会社ユニバース 監査役 |
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監事 |
向井 俊晴 |
八戸商工会議所 専務理事 |
久慈 惠司 |
元青森県立八戸高等学校 校長 |
評議員(5名)
評議員 | 成田 昌造 |
現青森中央学院大学 経営法学部 教授 元青森県高等学校長協会長・元青森高校校長 |
鈴木 恒義 |
みちのく銀行 常務執行役員 八戸地区本部長 |
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小村 彰夫 |
コムラ醸造株式会社 代表取締役 |
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川上 圭一 |
学校法人龍澤学館 盛岡中央高等学校 校長 元国立大学法人 岩手大学 教育学部 特命教授 |
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田中 義弘 |
株式会社ユニバース 取締役 管理本部長 兼 開発室担当 |
「国と特に密接な関係がある」公益法人への該当性について(公表)
定款・規程
事業報告
貸借対照表
奨学金について
奨学金制度の概要
1.募集対象者
当財団が指定する青森県・岩手県内の高等学校の3学年に在学し、成績優秀かつ品行方正であること。また経済的理由により、アルバイトのため修学時間が不足する学生のうち、当財団の指定する大学への進学を希望する者。
2.指定学校
指定校の選定にあたっては、以下の方針により、選考委員の意見を聴取した上で、理事会の承認を受けて決定致しました。
(1) 指定高校
青森県: | 青森高校・八戸高校・弘前高校・八戸北高校・三本木高校・五所川原高校・青森東高校・田名部高校・八戸東高校・弘前中央高校 以上 10校 |
岩手県: | 盛岡第一高校・盛岡中央高校・盛岡第三高校・盛岡北高校・花巻北高校・一関第一高校・水沢高校・釜石高校・黒沢尻北高校・宮古高校 以上 10校 |
(2)指定大学
国立: | 東京大学・一橋大学・東京医科歯科大学・東京工業大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・北海道大学・弘前大学・岩手大学・東北大学 以上 10校 |
私立: | 慶應義塾大学・早稲田大学・明治大学・法政大学・立教大学・日本大学・上智大学・青山学院大学・学習院大学・成城大学・津田塾大学・中央大学・東京農業大学・東京慈恵会医科大学・岩手医科大学 以上 15校 |
奨学金の概要
1.募集対象
父母等の保護者の収入金額等を参考にしながらも、厳格な所得制限はせず、個別の事情を考慮します。
2.給与額
大学生:月額 30,000円 (返還義務なし)(決算に応じて増額もあり得ます)
その他、2023年度以降の新規採用奨学生に対して、新たに1人当り入学一時金(1回を限度)として10万円を給付します。
3.貸与額
成績優秀な者のうち希望する者には2.に定める給与額のほかに、月額15,000円を無利子で貸与します。
4. 給与・貸与期間
原則として決定年度の4月より、その給与・貸与期間は1年間とします。ただし毎年審査を経ることにより、所属校の正規の最短修学年限(一般大学4年、大学医学部および医科大学、6年制薬学部は6年) まで継続して給与・貸与を受けることができます。
5.給与・貸与方法
原則として給与・貸与月の25日に、本人指定銀行口座へ振り込みます。なお振込日が銀行休業日の場合は、前営業日とします。
給与・貸与月
- 7月(4~6月分)
- 9月(7~9月分)
- 12月(10月~12月分)
- 3月(1~3月分)
6.返還期間
給与に関する返還義務はありません。
なお貸与の返還方法を大幅に緩和しました。貸与の終了から6ケ月を経過した後、貸与期間が2年以内の者は5年以内を10年以内に、それ以外の者は10年以内を20年以内に、毎年均等に返還するよう返還期間を緩和しました。(無利子)
事例:4年制大学の場合、月額15,000円貸与に対し、月額3,000円の返還とし、
毎年10月に年1回36,000円を振り込む。20年で720,000円を全額返還。
延滞があった場合は、延滞している割賦金の額に対して、返還期日の翌日から返還した日までの日数に応じて、年5%の割合を乗じて計算した延滞損害金が賦課されます。
7.募集人員
給与型奨学金
当財団の指定する高校から各1~3名の推薦を募り、年間10~11名程度採用します。
なお2025年度は10~11名の採用を予定しております。
貸与型奨学金
給与型奨学金を受ける者の中から希望者を募り、毎年2名程度を採用します。
希望者が多数の場合は、選考委員会の評価の上位より優先して決定致します。
募集要項
2025年度(令和7年度)奨学生 応募要項
1.応募資格
- 学業に専念し、社会に貢献できる人材を目指している者。
- 「募集対象者」に該当する者。また、他の団体から奨学金を受けている者でも応募できます。しかし逆に奨学金のダブル受給を認めない団体もありますので念のためご注意ください。
- 当財団が要請する小論文(優秀な小論文は機関紙に掲載します)や給与期間中の成績証明書・在学証明書の提出ができる者。
- 奨学生認定書授与式、奨学生交流会には万難を排して出席し、社会で活躍する諸先輩方との交流や、奨学生同士の親睦を深めることを目的とした会に、年1~2回程度出席できる者。(実家から会場までの交通費支給)
出席できない場合は理由書を提出し、財団の承認を得ること。
(参考)2023年度は8月26日(土)に、奨学生の夏休み期間を利用し、「第5回奨学生交流会」を開催しました。
2024年度は第6回として、八戸市内で8月24日(土)に対面で開催予定です。
2.応募の手続き
(1)応募方法
- 応募者は在籍校の奨学金担当係へ申し出てください。
- 必要書類を推薦書とともに奨学金担当係へ提出します。
- 在籍校より、当財団へ郵送にて提出してください。
なお学生から当財団への直接の応募は受け付けません。
(2)必要書類
・5年後、10年後(できれば20年後)の私
5年後、10年後と言う具合に分けて記述願います。
400字詰め原稿用紙(A4縦:横書き) 2枚
5.住民票(2024年(令和6年)4月1日以降のもの)一通。コピー不可。
6.カラー写真1枚 (奨学生願書へ貼り付け)
(上半身正面脱帽、応募前6ケ月以内のもの。4.0×3.0cm)
7.保護者の所得証明書(源泉徴収票等)
※ | 提出物は一切返却しません。 |
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※
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申込書に記載された個人情報については、当財団にて厳重に管理し、奨学生選考審査および奨学金送金、事務連絡業務以外の目的に利用することはありません。 募集要項について、質問や疑問がある場合は、メールにて受け付けます。電話での問合せが必要な場合は、原則として月曜日・火曜日・金曜日のいずれかで承ります。 |
(3) 応募の締め切り(小論文を含めた応募関連書類の必着)
2024年7月9日(火)
募集要項(ご案内)は、4月下旬までに指定校へ郵送致します。
(4)応募書類送付先
〒039-1185
青森県八戸市大字長苗代字前田83-1
公益財団法人三浦財団 事務局 宛
※ お問い合わせは下記へお願い致します。
Mobile:080-3560-7644
TEL:0178-21-1184 FAX:0178-21-1189
E-mail:hareyama01@miurazaidan.or.jp
選考・採用内定 2025年度(令和7年度) 奨学生
当財団の奨学生選考委員会により、書類審査による第一次選考および面接審査による第二次選考のおおよその日程は以下の通りです。
- 第一次選考 結果通知 2024年(令和6年)8月 23日(金)(予定)
- 第二次選考 面接日 2024年(令和6年)9月 28日(土)(決定)
- 第二次選考 内定通知 2024年(令和6年)10月 4日(金)(予定)
内定時は「仮採用」とし、指定大学への合格・入学を条件に「正式採用」とします。
参考 奨学生認定書授与式 2025年(令和7年)3月 22日(土)(決定)
選考結果による採用の可否は在籍高校と本人に対し通知致します。
2016年(平成28年) ~2024年(令和6年)採用実績
過去9年間の採用実績(出身高校・在籍大学)
最終選考に際して、青森県・岩手県の出身者の、県別の採用比率の調整は一切ありません。
また左右の表は独立しており左右が横並びに結びつくものではありません。
出身高校 |
人数 |
|
在籍大学 |
人数 |
<青森県立> |
(58) |
<国立大学> |
(78) |
|
八戸高校 |
11 |
北海道大学 |
5 |
|
八戸北高校 |
6 |
弘前大学 |
25 |
|
八戸東高校 |
3 |
岩手大学 |
18 |
|
三本木高校 |
13 |
東北大学 |
21 |
|
青森高校 |
7 |
東京大学 |
5 |
|
青森東高校 |
1 |
一橋大学 |
1 |
|
青森南高校 |
1 |
東京外国語大学 |
2 |
|
弘前高校 |
7 |
お茶の水女子大学 |
1 |
|
弘前中央高校 |
4 |
|
|
|
五所川原高校 |
5 |
<私立大学> |
(17) |
|
<岩手県立> |
(37) |
早稲田大学 |
4 |
|
盛岡第一高校 |
4 |
津田塾大学 |
2 |
|
盛岡第三高校 |
4 |
岩手医科大学 |
4 |
|
花巻北高校 |
7 |
明治大学 |
2 |
|
黒沢尻北高校 |
3 |
日本大学 |
1 |
|
宮古高校 |
5 |
立教大学 |
1 |
|
釜石高校 |
4 |
中央大学 |
2 |
|
一関第一高校 |
6 |
青山学院大学 |
1 |
|
水沢高校 |
4 |
|||
合計 |
95 |
合計 |
95 |
奨学生の義務
- 毎年4月下旬、成績証明書・在籍証明書を事務局へ提出してください。
- 住所・連絡先(メールアドレス)・在籍大学に変更が生じた場合は、事務局へ遅滞なく届けてください。
- 休学・停学・留年・退学した場合、ほか当財団の奨学生として不適切な行為があった時は遅滞なく届けてください。
- 財団が主催する各種イベントに積極的に参加願います。
不参加の場合は、その理由書の提出が必要です。 - 進級時、継続して奨学生を希望する方(大学2年生以上)は、毎年以下の書類を当財団が指定する期限までに提出してください。書類の提出依頼、期限は事務局よりご案内します。
① 以下に類似する当財団のテーマに関する論文
「最近一年間の私の言動と学習状況」
「専門分野への進路が具体性を帯び、私が学習及び実行すること」
「目標とする専門分野に対する私の思いと抱負」
400字詰め原稿用紙(A4縦:横書き)2枚
② 特に感銘を受けた書籍1冊の感想文
400字詰め原稿用紙(A4縦:横書き)1枚
③ 過去一年間に読了した書籍7冊(タイトルと著者)の一覧
奨学金の休止・停止
奨学生が休学し、もしくは長期にわたって欠席したときは、奨学金の給与を休止します。また奨学生の学業、生活態度などの状況により、指導上必要があると認められたときは、奨学金の給与を停止します。
以下は奨学金の給与の休止および停止の個々の事例です。
- 退学もしくは学籍を失った時。
- 休学して長期(1ケ月以上)に渡り大学を欠席した時。
- 学業成績不振や他の事由で留年し、原級にとどまった時。
- 犯罪を犯す等、当財団の奨学生として不適切な行為があった時。
- 申請書類や奨学金受領後の提出書類において、記載事項に重大な虚偽記載が確認された時。状況程度によっては、給与済みの奨学金の全額の返済を求める場合もあります。
なお長期に修学が不可能となった場合、その事由が本人の疾病や交通事故、肉親の介護等、一般的に予知しにくい事項であった場合は、理事会において個別に検討します。
給与終了後の説明
当財団の奨学金給与は、大学卒業後の進路等について、特別な制限は一切設けておりません。
また、ご自身の近況を、事務局までメールで年数回はお知らせください。
さらに3~8年に1回は、ご講義をお願いするかもしれません。(薄謝進呈。)
以上
財団からのお知らせと奨学生ニュース
財団からのお知らせ
公益財団法人 三浦財団 第6回奨学生交流会 感想公益財団法人 三浦財団 第5回奨学生交流会 感想
公益財団法人 三浦財団 第4回奨学生交流会 感想
公益財団法人 三浦財団 第3回奨学生(オンライン)交流会卒業生&奨学生の声
公益財団法人 三浦財団に寄せられたご意見・ご質問集
設立以来初めての卒業生が誕生
2020年(令和2年) 三浦理事長 年頭挨拶
奨学生の近況報告
2023(令和5)年 この一年間の私の実行目標と検証(24年2月)奨学生の近況報告(21年10月)
お問い合わせ
応募書類送付先およびお問い合わせ先
〒039-1185
青森県八戸市大字長苗代字前田83-1
公益財団法人三浦財団 事務局 宛
Mobile:080-3560-7644
TEL:0178-21-1184 FAX:0178-21-1189
E-mail:hareyama01@miurazaidan.or.jp